「ワタシって、もしかして音痴かも?」 って密かに不安を抱えているアナタへ
金輪際、アナタを音痴とは呼ばせません! |
音痴とは、ほとんどの場合、出したい音程に、自分が出す声の音程が、合わない、合わせられない、「状態」になることを言います(決して病気ではありません)。誤解を恐れず言えば、一種の‘クセ’のようなものと言ってもいいかもしれません。
それを続けていると、周りも違和感を感じ、歌っている本人も音が高いのか?低いのか?が、わからなくなってきます。
伴奏(カラオケ)とのタイミングも合わせづらくなり、歌音痴だけではなくリズム音痴かも?という不安に発展することもあります。 |
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1.慣れない音痴=「発声音痴」
2.耳の悪い音痴=「伝音性音痴」
◆なぜ私達は「音痴状態」になってしまうのでしょうか?
一般的に「音痴」と言われる人のほとんどは、生まれつきではなく、その後の環境に影響された後天的なものに原因があるようです。というよりも、むしろ、正しく音を出すトレーニングをあまりやってこなかったというだけの理由によることが多いのです。
1.慣れない音痴
自分の歌声を聴いて「あぁ!音がずれてる!」と認識できれば、それは「慣れない音痴」です。この場合、音痴の改善には問題なく取り組めるタイプといえます。
※ 多くの人は、耳はよいが声を出すのがうまくいかないという「発声が悪いための音痴」です。これを「発声音痴」といいます。ふつう「音痴」といわれる人はこれにあたると思ってよいでしょう。頭では正しい音がわかっていても、声にすると調子がはずれるのです。これは単に声帯が思うように働かないためですから、練習を繰り返し重ねれば治すことができます。
2.耳の悪い音痴
問題は、自分の歌声を聴いても「音がずれてるかどうかもわからない」という方です。これが「耳の悪い音痴」です。こうなるとまず音を覚えるところから始めないといけません。
※ 「耳が悪いための音痴」とは、音階を正しく理解し、記憶できない人のことです。これは脳が正しく音をとらえられないのです。この音痴を「伝音性音痴」といい、治療は難しいとされています。この種の音痴は幼少期の環境に左右されやすく、この時期の音感教育に基づいているそうです。
※骨伝導
音は空気の振動、空気伝導によって伝わりますが、自分の声は骨が中継して直接内耳に伝わって聞こえてきます。これを「骨伝導」といいます。ふだん聞いている自分の声は、この「骨伝導」による声です。テープに自分の声を録音して聞いてみると、ふだん「骨伝導」によって聞いている自分の声とはかなり違った声であることがわかります。
「空気伝導の音を正確に聞き分け記憶すること」か「骨伝導による音を正しく再生すること」のどちらかが狂うと音痴の原因となります。つまり、脳の聴覚中枢のはたらきに障害のある人は別として、音痴には「耳が悪いための音痴」と「発声が悪いための音痴」の2種類があるといえるでしょう。 |
「音痴」かどうか知るためにはまず歌ってみなければなりません。
カラオケにあるような曲ではなく、簡単な「童謡」などを、自分の好きな高さで口ずさんでみましょう。
途中までか、一部分だけしか歌える部分がないようなら、音域の狭さが原因として良いでしょう。人によっては2~3音半しかない場合もあります。 |
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「めだかの学校」
「めだかの学校」の音域は「低いド」から「高いド」の1オクターブです。
音痴といわれている人は、このうち最初の「ドレミ」ぐらいしか出せないのです。そのため、「めだか~のがっこうは~」までは歌えますが、「川の~ なか~」あたりから変になり、「そ~っと のぞいて…」になると苦しそうになります。
また、人によっては最初の「ド」の音より低い「シ」「ラ」「ソ」「ファ」しか持っていない人もいます。この人は低いキーに下げて伴奏してあげると歌えたりします。
この曲に必要な音程の音をもっていないのですから、歌えっこありません!代わりの違った音で補おうとしたりするものですから、音が違ってしまうのです。
これが音痴の方がカラオケでやってしまっている現象です
もし、歌える部分が全く無かったら…あきらめる前にもう一度次のやり方で確かめてみてください。 |
「大きな古時計」
1.この曲を知っていますか?知らない場合は知っている他の歌でも良いです。
2.高く(低く)歌い始めていませんか?とりあえずは話し声の延長でも良いです。
3.一部だけでも歌えていないか、親しい人に聴いてもらってください。自分ではダメだと思っていても・・・歌えている部分を見つけてくれるかもしれません。
4.大きな声で歌いすぎていませんか?小さな声で歌ってみてください。
歌えないのは音域が狭いからだといって、やみくもに音域を広げようとすればよいというものではありません。無理をすると喉を痛める原因となります。
大切なことは「正しい方法で」音域を広げること。そして正しい方法で音域を広げると、同時に正しい音が出せるようになります。
正しいやり方・コツは私たちに聞いてください。↓ |
1、まず自分で出す(歌う)音を想像できること。
2、それを正しく声に出せること。
3、出した音を自分で聴き取れていること。
この3つのステップが揃って初めて音痴の克服となります。
音痴を治すには、積極的に声を出し、歌に慣れることが第一です。
その際の選曲は、自分の声質にあった歌で、最初は音階の高低が少なく簡単なものにしましょう。そして、とにかく音階を気にしないで徹底して声を使いやすくするための発声トレーニングをするとよいでしょう。発声がよくなれば自然と音程も狂わなくなることが多いです。(ここポイントです!)
※発声については、「通る声がほしい!」をご参照ください。
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声を出すしくみは大きく3つの作業に分かれます。「息」「声」「共鳴」です。
1.息を出すことによって
2.声帯をふるわせ
3.声帯で出た音を共鳴させる
ボイストレーニングの練習は、この3点を意識すればよいわけです。ですから、この3点をそれぞれ別々に練習すれば、音がほとんど出ない練習も多くなり、自宅でやっても、近所迷惑はかなり防げると思います。
そして、これらを総合した練習のときだけ、大きな音を出しても大丈夫な場所ですればよいでしょう。誰でもこの、総合した練習が一番楽しいはずですから、これなら続けられるのではないでしょうか。とりあえずここでは、ほとんど音のしない「息」のトレーニングを紹介します。 |
ボイストレーニングの基本
1)みぞおちのあたりで水平に体を切った切り口を意識します。
(手でさわってみましょう)
(2)その切り口の楕円(だえん)形をすべての方向へ押し広げるようにして息を入れます。
(3)そのまま、切り口の下の部分から息をはく感覚をみつけてください。
※広げた楕円形の切り口はできるだけひろげたまま、残り少ないハミガキ粉のチューブをしごいて出すようなイメージです。
(1)~(3)までができるようになったら、今度はそれを使って息の量や長さをコントロールするトレーニングをします。
息の量がわかりやすいように、「静かに!」の「シーッ」と同じように、スーッと言いながら練習します。
(4)スーッ(ひたすら長く吐く練習、ムラをなくす)
(5)スースーッ(息が残っている状態から吸い直す練習)
(6)スッスッスッスッ(息の瞬発力をつける練習) |
レッスンでは、これよりも遥かにシンプルで拍子抜けするほど簡単なコツを紹介しています。
<発声>
発声に関しては、まずはイヤになるほど何度も歌ってください。そうすればある程度歌う筋肉も鍛えられますし、声を出すこと自体に慣れるというか、コツのようなものがつかめてきます!!息・発声がよくなれば、迫力のある声が出しやすくなって音程もぶれずに声が出せるようになってきます。
<共鳴>
共鳴については、1曲通してハミング(つまり鼻歌)で歌ってみて、鼻に自分の声が響いてブルブル震えている感覚を感じてみてください。これが比較的つかみやすい方法だと思います。 |
歌の練習のコツは、まず、めっちゃくちゃ歌いたいと決めた曲を聞き込むことです。
その時に一緒に歌うのはNGです。
最初のうちは聞くのに集中!!
30回ぐらいは音程に注意して聞いてください、そしてその時に歌詞も覚えて下さい。
うまく聞こえやすい歌は、音程の高低が大きい歌です。
難しいと思うかもしれませんが高低が大きい歌のほうが表現がしやすいのです。
ほとんど音程が変わらない曲は非常に難しいです!!
そしてゆっくりな曲を選んでください。前述した平井堅の「大きな古時計」などはよい例でしょう。こういう曲で練習してください。それである程度声を出すことに慣れてきたら自分の好きな曲を練習してください。
歌は、最初はやはりカラオケなどに行けばいくほどうまくなります。同じ悩みで困っている人はあなたの周りに絶対います。その人と秘密の特訓というのも、いいですよ!!
また、信頼できて歌がうまい友達とフリータイムに行って、好きなだけ二人で歌い明かしてもよいでしょう。やっぱり、「ワクワク・ドキドキ・楽しく」ないとね! |
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音痴解消の方法は、
・まず「考え方」を変えること
・そして喉を含めた正しい身体の使い方の「繰り返し練習」です。
できれば、最初の歌でチェックするところからすべての歌を録音していきましょう。
大切な変化の軌跡を忘れないために。自分の歌声が形成されていく過程を。歌を歌えつつある姿を。変っていくあなたの姿を記録に留め確認していただくためです。
『歌えてきた、聴ける聴ける』 『イケテキタ、イケテル、』…
少し恥ずかしいかもしれませんが、自分の歌っている様子を記録することは今まで無かったはずです。また、この記録こそが、後戻りさせない、あなただけの『音痴解消オリジナルノウハウ』になるはずですよ。 |
◆通る声を手に入れる!
◆高い声を出せる!
◆人前でふつうに歌えるようになる!
◆声量がある!
◆曲に遅れずに歌える! |
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「声の出し方」「音痴を治す」にはコツがあるんです。
「声の出し方」は「スキル」です。「生まれつきの才能」ではありません。
つまり、「学べば、だれでも身につけられるモノ(技術)」なんです!
しかも、このコツにはむずかしいリクツなし!!
資格をもったプロのインストラクターが、そのコツを、あなたと一緒に体を動かしながら「シンプルに」「簡単に」伝えていきます。 |
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